今回の「愛車の高価買取のコツ」伝授します!!パート33:愛車のランニングコストを考えてみる。(その5:知った気でいる保険の話、、、)です!!
愛車を維持していくには、どのくらい維持費(ランニングコスト)がかかるか、気になることではないでしょうか??
どれだけリセールが良かったとしても、ランニングコストがかさむのは辛いところでしょう・・・
前回のブログは自動車にまつわる税金についてお話しました。
今回は知っているつもりで知らない!?自動車保険の話を致します。
■自動車の保険は大きく2種類に分けられます。
・自賠責保険(車検ごと)
・自動車任意保険(契約により月払い、年払いなど)
一つは強制保険として自動車を使用する際に契約が義務付けられているもので、損害保険会社で契約する自動車損害賠償責任保険または共済組合で加入する自動車損害賠償責任共済(以下、自賠責保険)です。
もう一つは任意保険(以下、自動車保険)と呼ばれるもので、自賠責保険では補償されない部分を補償します。
自賠責保険とは!?
すべての自動車とバイクに法律で加入が義務づけられている強制保険です。
自賠責保険は自動車事故の被害者救済を目的としているため、対人事故の場合のみ、一定の金額の範囲内で保険金が支払われます。運転者自身のケガや、モノへの補償はありません。
強制保険である自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)は、「被害者の最低限の救済」を目的。物的損害に関しては一切保険の適用がない。また、対人賠償には限度額がある。
自賠責保険を契約せずに自動車(オートバイを含む)、原動機付自転車を運行した場合、法律により処罰されるほか、運転免許証の行政処分(停止、取消し)の対象となる。
■自動車保険の補償内容について基本的な部分
クルマにかける保険は「自賠責保険(強制保険)」と「自動車保険(任意保険)」の2種類があり、自賠責保険は自動車損害賠償保障法により、すべての自動車に加入が義務付けられている保険です。よって、公道を走っている車はすべて自賠責保険に加入しています。
ただし、自賠責保険で支払われる保険金は人に対する賠償だけなので、物にぶつかって壊してしまった場合や、運転している車に傷やへこみをつけてしまった場合の損害は補償されません。また、自賠責保険は補償額に限度があり、相手にけがをさせてしまった場合(傷害)が120万円まで、死亡の場合で3,000万円、要介護の重度後遺障害時で4,000万円までとなっています。
そこで、自賠責保険の不足分に対して補償を補うために加入するのが任意の自動車保険です。
任意の自動車保険で補償される主な項目は
- 人に対しての補償【対人賠償保険】
- 物に対しての補償【対物賠償保険】
- 運転者・同乗者に対しての補償 【人身傷害保険】
- 乗っている車に対しての補償【車両補償・保険】
となり、万が一事故があった場合でも主要な賠償をまかなうことができるようになります
任意保険とは!?
自動車の任意保険は一般的に自動車保険と呼ばれており、二輪自動車(バイク)の場合にはバイク保険と呼ばれています。自動車保険は主に初めて車を購入する際に、車の販売店で加入するケースが多いです。契約期間は通常1年ですが、3年といった長期間の契約もあります。
また、自動車保険は車に対してかける保険です。家族で1台の場合には1契約ですが、複数台を持っている場合には複数台分の契約をそれぞれ行う必要があります。
対人賠償 | 被害者のケガに対する保険 | 無制限のみ | 必ず加入 |
対物賠償 | 被害者の財産に対する保険 | 無制限が基本 | 必ず加入 |
搭乗者傷害 | 車に乗っている人、全てに対する保険 | 500万円~ | 保険会社により異なる |
人身傷害補償 | 自分や家族、搭乗者のケガを補償する | 1,000万円~ | 保険会社により異なる |
自損事故 | ドライバーの単独事故でのケガを補償 | 1,500万円のみ | 保険会社により異なる |
無保険車傷害 | 相手方が保険非加入、当て逃げ時の補償 | 2億円 | 保険会社により異なる |
車両保険 | 自分の車のための補償 | 車両価格による | 選択可 |
任意保険の主な補償は、「他人のための補償(賠償保険)」「自分や同乗者のための補償(傷害保険)」「自分の車のための補償(車両保険)」に大きく分類され、「賠償保険」はさらに「対人賠償保険」「対物賠償保険」に、「傷害保険」は「人身傷害保険」「搭乗者傷害保険」「無保険車傷害特約」「自損事故傷害特約」に分けられます。
これらの補償を自分の意思で選択し、加入できるのが任意保険です。保険会社によって異なりますが、それぞれの保険金の上限金額も選択することが可能です。また、特約という形で必要に応じて補償内容の追加・限定をすることもできます。
◇ヒトに対する補償
・対人賠償責任保険
他人を死傷させ、損害賠償責任を負担する場合に補償します。
・搭乗者傷害保険
契約した自動車に乗っていた人(ドライバーはもちろん、家族、友人・知人など、全ての搭乗者)が事故により死傷した際、その治療費などが補償されます。事故の相手ではなく、自分や同乗者のリスクに対処できる保険なのです。
・人身傷害保険
上記の搭乗者傷害保険と重複している部分もあります。人身傷害補償保険には、車外の事故も補償するタイプがあり、そのタイプを選ぶと、契約者及び家族がバスやタクシー、知人の車などに搭乗しているときや、歩行中、自転車搭乗中の事故による傷害についても補償が得られます。この点は、搭乗者傷害保険にはないメリットといえます。
この2つの違いは機会ががあれば今後ブログにしたいと思います。
◇モノに対する補償
・対物賠償責任保険
車や塀等の他人の財物を壊したり、ご契約のお車が線路に立入り、電車等を運行不能にしたりして、法律上の損害賠償責任を負う場合に、1事故について保険金額を限度に保険金が支払われます。
・車両保険
衝突、接触等の事故によりご契約のお車に生じた損害に対して保険金が支払われます。
・無保険車傷害
無保険車傷害保険とは、相手方が自動車保険に加入していないなどの理由により十分な補償が得られない場合に、自分が契約している自動車保険で補償を受けるために加入する保険
<まとめ>
2つの保険の違いは義務か義務でないか。
自賠責保険と任意保険は、加入義務に違いがあります。
自賠責保険は車を購入すれば半ば自動的に加入することになり、車検においても加入していない車は通りません。
別名で、「強制保険」とも呼ばれます。
一方、任意保険は必ずしも加入する必要はなく、加入していないからといって運転ができなくなるようなこともありません。
つまり、自賠責保険は義務なのに対して、任意保険は自由ということです。
ただ、もうひとつの大きな違いである補償範囲については、任意保険のほうが多種多様に用意されているため、自由といえども加入される方が多いのが実情です。
そして、保険は万が一の時に備えるものです。。
手厚くすれば、自ずと保険料は高額になりますし、最低限に・・・としておくと万が一の時に心配ではないでしょうか??
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