今回の「愛車の高価買取のコツ」伝授します!!パート27:愛車のランニングコストを考えてみる。(その3:支払い編)

今回の「愛車の高価買取のコツ」伝授します!!パート27:愛車のランニングコストを考えてみる。(その3:支払い編)

 

 

愛車を維持していくには、どのくらい維持費(ランニングコスト)がかかるか、気になることではないでしょうか??
どれだけリセールが良かったとしても、ランニングコストがかさむのは辛いところでしょう・・・

 

ましては維持できなくて手放した。。。など本末転倒です(笑)

 

前回のブログでもお話しましたが、、、、

 

まず、愛車を購入し維持していくとなると下記の通り、定期的な支払いが必要になってきます。

 

・ローン金利(ローン購入の場合)

「オートローン フリー画像」の画像検索結果

 

・自動車税(年1回)

・重量税(車検ごと)

「自動車税 フリー画像」の画像検索結果

 

・自賠責保険(車検ごと)

・自動車任意保険(契約により月払い、年払いなど)

「保険 フリー画像」の画像検索結果

 

・点検費用(法定点検年1回など)

・車検費用(隔年、新車時のみ3年。法定費用+整備費)

「整備 フリー画像」の画像検索結果

 

・駐車場代(賃借の場合、毎月)

 

・燃料代(ガソリン、軽油、電気自動車の充電など)

「ガソリン代 フリー画像」の画像検索結果

 

・その他整備費、消耗品費用(タイヤなど)

などなど・・・

車の維持費には年と月単位でかかる費用と、車を使えば使うほどかかる費用があります。

 

 

前回は車のランニングコストは法律で決められているものも、法律で定められている法定費用の部分をお話しました。

今回、支払いの部分についてお話します。

 

大きく分けて2種類、現金か分割か!?

現金は説明不要だとは思います。ここで言う分割払いにも昨今、色々な種類があります。

マイカーローン!?オートローン!?って一体。。。

オートローンとは、信用販売の商品の一つで、自動車の購入に対するローンのこと。

狭義にはオートクレジットなどの名称で、総合信販会社や自動車メーカー系列のファイナンス会社(総じてノンバンク)が提供する自動車購入の際の分割払いを指す。

日本においては、銀行・信用金庫・JAバンク・労働金庫などの預金金融機関がマイカーローン・自動車ローンの名目で、主に個人向けに自動車購入資金を融資する商品として取り扱いがなされている。
1990年代を中心に生命保険会社も個人融資のすそ野を広げる一環で、同様の商品の提供若しくは信販会社への優遇金利扱いでの申込斡旋を行っていたが、これは縮小している。
また、企業・自営業での営業車といった事業用車には、銀行等による法人融資やオートリースが充てられるケースが多い(申込みは可能である会社が多いが、法人そのものの審査に加え、代表者個人の審査も行われる場合が殆どである)。(Wikipedia参照)

 

まとめると、、、

マイカーローン・・・銀行の自動車ローン(ユーザー自身が銀行に行き、審査を申し込まなければいけない)

オートローン・・・信販会社の自動車ローン(販売店で審査を申し込める)

と考えてよいでしょう。

 

一言でローンといっても、色々なローン商品がいまはあります。

 

<残価設定ローン>

通常のローンは、全額を返済して自分の所有にします。

しかしクルマには、残価設定ローンもあります。

契約時に3~5年後の残価(残存価値)を設定して、残価以外の金額を分割返済するローンです。

 

一般的には3年で50%、5年で30%を残債として残せます。
残価設定ローンの返済期間が満了した時には、車両を引き渡す、残価を支払って車両を買い取る、改めてローンを組み直して返済を続けるという3つの選択をできます。

 

簡単に説明するとクルマの一部分を残してローンを組み、返済することです。

 

<自由支払い型ローン>

月々のお支払い金額やお支払回数を、お客さまが自由に決定できる新しいオートローンです。
「一時的にお金に余裕ができた」「突然の出費が重なってしまった」「予想ほどボーナスが出なかった」等々、 経済状況やライフスタイルは変化し、予測が難しいものです。
こうした変化にフレキシブルに対応できるオートローンです。
残価設定の様に残価を残すように設定もできます。

・ステップアップ返済型…はじめの支払いを少なくし、家計や景気の状況を見ながら支払額をアップしていきます。
スッテップダウン返済型…はじめの支払いを多くし、金利負担を軽減。支払額を徐々に減らしていきます。
スポット返済型…返済の途中で、まとまったお金を返済することができます。
スキップ返済型…金利の支払のみで、元金の支払を翌月に繰り越すことができます。
延長返済…新車であれば総支払期間を120ヶ月の範囲内で延長することができます。

 

 

 

<カーリース>

リースlease)とは企業などが選択した機械設備などをリース会社が購入し、その企業に対してその物件を比較的長期にわたり賃貸する事。中古物件もあるが新品物件をリース会社が購入した後に賃貸する場合が多い。物品の所有権はリース会社にあるが、企業は自社で購入した場合とほぼ同様にして物件を使用できる為、日本を含め世界中で設備投資の手段として広く普及している。 Wikipedia参照

いま、流行りのサブスク(サブスプリクション)もリースの一種になります。
普通に購入した時と何が違うのか下記にまとめました。
色々と制約がありますが、それでも魅力を感じる方は良い選択かもしれません。

 

・走行距離の制限がある

契約プランやカーリース会社によって多少の違いがありますが、カーリースは、契約時に月間の上限走行距離平均が設定されます。

月間走行距離✕契約月数の合計走行距離を超過した際には、契約満了時にオーバーした分の費用を支払う場合がほとんどです。

 

 

・中途解約ができない

カーリースでは、基本的に契約期間途中の解約は認められていません。また、基本的に契約期間中の契約内容変更もできません。契約期間中は定められた料金を支払う義務があります。途中解約する際は、高額の損害金を支払わなければならないことがほとんどです。

事故などで修理不能、廃車になってしまった場合や、やむを得ない事情で中途解約に至るケースはあると思いますが、契約期間途中で乗り換えたいと思っても、途中解約にはかなりの損害金が発生することを覚えておきましょう。

 

・カスタムができない

 

基本的にドレスアップやカスタマイズができないと考えたほうがいいでしょう。

カーリースで使用している車の所有者はリース会社です。自分の持ち物ではないものを自由にカスタマイズできるか考えると、理解しやすいのではないでしょうか。

契約満了後は、車をリース会社に返却することになりますが、その際は原状回復することが求められます。

 

・リースのメリットは!?

 

法人なら・・・

月々のリース料金が全て経費計上できるため、経理上の手続きがかなり簡素化でき、処理が楽になりますし、法人や個人事業主にとっては節税効果が期待できるといえるでしょう

ただこれも、リースじゃないとできないわけではありません。。。

金額にもよりますが、6年、4年などで減価償却した方が、節税できる場合もあります。

 

個人なら・・・

月々のランニングコストを一定額に保てるので支払いや、管理はしやすいと思います。

ただ、リースの使用料金には手数料=利益もプラスされています。

雑多な税金や整備費用などで見えにくいですが、ランニングコストはローンと比べて高くなります。

 

 

無理なく支払いができるローンの目安

 

 

ローンを組むときに大切なのは、無理なく支払いできる金額のローンを組むことです。いくら購入したい車が魅力的でも、多額のローンを組んでしまうと返済が負担になります。

また、無理のあるローンを組んでしまうと、予想外の出費に対応できなかったり、ローンの返済ができずに遅延損害金を支払う必要が生じたりします。

そこで覚えておきたいのは、年収の半分ほどがローンの相場になっている点です。年収400万円の方であれば、ローンは200万円程度までにとどめておくのがよいでしょう。

 

 

残価設定のリスク

残価設定ローンは月々の返済額が少ないため、常に多額の債務を抱える。車両保険の加入は必須条件です。

それでも契約から2年程度を経て、自損事故で廃車にすると面倒なことになる。車両保険金額は2年を経ると新車時に比べて下がるが、そこに債務の返済が追い付かないため、車両保険金額を全額ローンの返済に充当しても残債ができてしまう。

このほか返済期間が満了した時に大きなキズがあったり、規定の走行距離がある場合、それを超えると、精算金額が加算されるので要注意。

従って、リースにも言えることですが残価設定ローンを利用するなら、走行距離も含めて、車両を借りている感覚で大切に使うことが求められます。


 

 

<まとめ>

150万円の中古車を買ったとしても、1年で乗れなくなってしまうようでは、年間コストは150万円です。一方1,000万円の新車を買って5年間乗り、250万円で売却したとしても、年間コストは150万円で同じになります。

残価設定を利用するならメリット、デメリットを把握し「維持費を押さえたいから安いクルマに」、「お金がないから安い中古車で」と絞らずに、広い視野でいろいろなクルマを検討してみると、より理想的なクルマに出会える可能性もあります。年間維持費と車両購入費、2つの面からトータルでクルマにかかるお金を考えてみましょう。

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