今回の「愛車の高価買取のコツ」伝授します!!パート18:愛車のランニングコストを考えてみる。(その1:税金編)です!!
愛車を維持していくには、どのくらい維持費(ランニングコスト)がかかるか、気になることではないでしょうか??
どれだけリセールが良かったとしても、ランニングコストがかさむのは辛いところでしょう・・・
ちょうど今頃、みなさんのお手元に自動車税の支払い通知書が届く時期ですねw
今回のブログは定期的に払う、自動車にまつわる税金についてお話します。
まず、愛車を購入し維持していくとなると下記の通り、定期的な支払いが必要になってきます。
・ローン金利(ローン購入の場合)
・自動車税(年1回)
・重量税(車検ごと)
・自賠責保険(車検ごと)
・自動車任意保険(契約により月払い、年払いなど)
・点検費用(法定点検年1回など)
・車検費用(隔年、新車時のみ3年。法定費用+整備費)
・駐車場代(賃借の場合、毎月)
・燃料代(ガソリン、軽油、電気自動車の充電など)
・その他整備費、消耗品費用(タイヤなど)
などなど・・・
<大きく分けて税金は自動車税と重量税の2種類>
自動車税とは
地方税法(昭和25年7月31日法律第226号)に基づき、道路運送車両法第4条の規定により登録された自動車に対し、その自動車の主たる定置場の所在する都道府県において、その所有者に課される税金で、普通税である。(wikipedeia参照)
その年の4月1日現在、三輪以上の小型自動車、普通自動車(特殊自動車を除く。)の所有者として自動車検査証(車検証)に記載されている方に支払い義務が発生します。
減税/減免がある!?
減免は一定の要件に該当する場合に、納税者の方からの申請に基づいてなされます。
既に自動車を所有している場合は当該年度の納期限までに、新しく自動車を購入し自動車税が課税された場合は、登録(取得)の日から1か月以内に、都税事務所・都税支所・支庁・自動車税事務所・都税総合事務センターで申請してください。
- 一定の要件に該当する障害者の方又は生計を同一とする方が所有する自動車で、障害者の方自身が運転するもの又は生計を同一とする方がその障害者の方のために運転するもの
- 構造上専ら障害者の方が使用する自動車
- 公益のため直接専用する自動車
- 中古自動車販売業者の所有する中古商品自動車
逆に増税されるケースも
13年越えの車は自動車税がどのくらい上がるのかを確認しましょう。そもそもなぜ税金が上がることになったのでしょうか。地球環境への配慮などもあり、「環境にやさしい車に乗ろう」と平成26年に税制の改正が行われ、環境汚染につながる車の税金が増税される運びとなりました。平成27年4月1日を迎えた時点で、新車登録から13年を越えている車に関しては今まで以上に高い税金が課せられるようになりました。この事を知らないと、いつの間にか税金が高くなっている、なんてことにもなるので十分に注意しましょう。
適用外となるのは電気自動車をはじめ、ハイブリッド車など、環境に配慮した車に乗っている場合、例え13年を越えていても自動車税は従来の金額のままです。
車検証に記載されている初度登録した日から以下の期間が経過した車の自動車税は負担が大きくなります。
- ガソリン車・LPG車は13年超で増税
- ディーゼル車は11年超で増税
自動車重量税も増税
重量税とは
自動車重量税とは、その名の通り車の重さに応じて課税される税金を指します。新車購入時や車検を受ける際に課税され、車検の有効期間分の税金をまとめて支払います。
よく、重量税と自動車税を混合して考えてる方もいますが、まとめる・・・
自動車税・・・毎年5月にくる税金
重量税・・・車検時に支払う税金
と覚えておくとわかりやすいでしょう。
重量税も自動車税と同じく、エコカー減税対象車以外の車が、初度登録年月から13年経過すると自動車重量税の税負担も重くなります。しかも、18年経過の車は更に重課の対象です。
日本自動車工業会によれば、日本の自動車税はドイツの約2.4倍、イギリスの約1.4倍、フランスの約6倍、アメリカ合衆国の約14倍となっている
フランスでは、2000年をもって個人の所有する自動車に対する自動車税は廃止されています。
自動車税以外の自動車関連諸税(自動車重量税、自動車取得税、消費税、付加価値税など)も含めて比較した場合は、日本はドイツとフランスの約1.9倍、イギリスの約1.4倍、アメリカの約5倍となっており、前述の自動車税のみの比較とは差が縮小してはいますが、やはり高額であることには間違いありません。
<まとめ>
150万円の中古車を買ったとしても、1年で乗れなくなってしまうようでは、年間コストは150万円です。一方1,000万円の新車を買って5年間乗り、250万円で売却したとしても、年間コストは150万円で同じになります。
「維持費を押さえたいから安いクルマに」、「お金がないから安い中古車で」と絞らずに、広い視野でいろいろなクルマを検討してみると、より理想的なクルマに出会える可能性もあります。年間維持費と車両購入費、2つの面からトータルでクルマにかかるお金を考えてみましょう。
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