「輸入車」の正規輸入車と並行輸入車の違いとは、、、!?
当ブログは今まで、愛車の高価買取のコツをお伝えしてきましたが、今回は視点を変えて正規輸入車と並行輸入車の違いについてお話したいと思います。
日本の輸入車の立ち位置
日本では、古くから輸入車は高級車の代名詞であった。実際、現在でも輸入車は日本車の同クラスの車種の1.5倍〜2倍程度の価格設定がされている場合があります。
この価格設定の理由として、特に欧州では一般的に日本車と比べて同一車種のバリエーションが多く、ブランド戦略上から日本に輸入されるのは、同車種でも欧米ではオプションとなっているような機能や内装をフル装備とした高グレードのものが中心です。
また、オペル・ザフィーラと、同型で装備が優っているにもかかわらず50-100万円も安価なスバル・トラヴィックとの価格差が話題になったことや、2009年頃からの円高、ドル・ユーロ安に於いても値下げが行われていないことから、日本人の舶来品信仰に乗じた価格の上乗せが昔から続いています。
また、北米においての欧州車の販売価格は日本と比べると同車種でも半額〜3分の2程度であり(日本で600〜800万円台であればアメリカで4〜5万ドル台。物価の差を考慮する必要があるとはいえ、必ずしも高所得者層の所有物とは限りません。北米ではCクラスは日産のインフィニティ・G(日産・スカイライン)、トヨタのレクサス・ISと同価格帯である。
「正規輸入車」とは!?
「正規輸入車」とは法的には正式な呼称ではありません。
自動車技術総合機構は、「輸入自動車のうち、自動車製作者または同製作者から自動車を購入する契約を締結して日本への輸入を業としている者が国土交通大臣に対して自動車の型式ごとに安全性、環境性などを申請または届出し、これを認められた場合は、これらの自動車を「型式指定自動車」、「新型届出自動車」または「輸入車特別取扱自動車」(いわゆる「ディーラー車」)として取り扱っています。」と定義しています。
基本的には日本の型式指定を受けるため、外国での製造時点で排ガス基準や気候の違いなど日本の状況に対応するため、一部仕様変更がされています。後述する、日本メーカーの外国工場で生産されて日本に輸入され、国内の自社販売網で販売される、いわゆる逆輸入車もこれに該当します。
「正規インポーター」が輸入したものであろうとなかろうと、上記3通りの型式指定を受けていないければ法的名称として下記の「並行輸入自動車」となります。『多くは』「国外メーカーの指定する(または設立した)正規インポーター」であり、『多くは』型式指定を受けて「正規輸入車」として販売されています。
正規輸入車であっても、少数販売しか見込めない場合は型式不明車とする場合(三井の輸入車による販売)や、輸入車特別取扱制度による型式認定を受ける場合(ヒュンダイ・ユニバースなど)もあります。
近年では、販売数の多い主要な外国自動車メーカーでは日本法人を設立し、そこを正規インポーター(輸入元)としていることが多い。日本法人がある自動車メーカーの場合、日本車に劣らない販売・サポート体制が完備されているケースがあります。
「並行輸入車」とは??
「並行輸入車」もまた法的には正式な呼称ではない。自動車検査独立行政法人は、「日本で未登録の自動車を個人で日本に輸入した場合は、原則として「並行輸入自動車」として取り扱われます」と定義されています。
車検証上の型式は「不明」もしくは型式が「–」(ハイフン、通称ヒゲ)で囲まれる。具体例としては、フェラーリ・F355の場合、型式欄が正規輸入車では「GF-F355」となるが、並行輸入車の場合「-F355-」と記される。これは、「指定自動車等と同一」または「指定自動車等と類似」として登録されるため。
「指定自動車等と同一」「指定自動車等と類似」以外の輸入車に関しては、「その他」とされ、型式「不明(またはFUMEI、HUMEI)」として登録される。正規インポーターによる型式認定以前に輸入された個体の場合は型式不明で登録され、正規輸入車の型式認定取得後にヒゲ囲みによる「指定自動車に類似」への変更は(原則として)できません。
車台番号については、審査事務規定5-2-2の (1) 以外の並行輸入自動車及び製作者の特定が困難等の理由で車名が「不明」となる場合には、国土交通省による車台番号の職権打刻が必要であることを規定されている(この場合、元の車体番号(VIN)は、車検証備考欄にシリアルナンバーとして記される)。
「指定自動車等と同一」「指定自動車等と類似」「その他」の3通りのいずれの場合であっても、国が定めた衝突安全性や排出ガス基準に適合していなければ国内で登録することはできない。しかし、中古並行車の場合などは、現地での登録書類等により製造年が特定できれば、その製造年に対応する安全基準・排出ガス基準が適用される。例えば1950年製の車を並行輸入する場合、シートベルトは不要で触媒もないままで日本国内での登録ができてしまいます。
近年は生産国の安全・技術基準を「同等外国基準等」と規定し、適用される技術基準(衝突安全性、シートベルト、灯火類など)について適用対象・適合性を証する書面を省略できる。(ウィキペディア参照)
簡単にまとめると・・・
海外の自動車メーカーや日本の正規輸入元(インポーター)や正規ディーラーを通さずに輸入/販売された輸入車のこと。
新車の場合、専門業者が海外のディーラーで購入したクルマを日本に販売する方式が一般的。
法的には区別されていない!?
法的には「正規輸入車」と「並行輸入車」とは区別されていない。
日本において公道を走行するための自動車は、道路運送車両法に基づき、国土交通大臣に対して自動車の型式ごとに安全性、環境性などを申請し認可されている必要がある。 型式の認定は、 一般的な量産自動車は「型式指定自動車」、大型商用車などは「新型届出自動車」、年間輸入台数が2000台以下の車種では「輸入車特別取扱自動車」の3種に分類される。このいずれかで認可された輸入自動車が一般的に「正規輸入車」と呼ばれ、またこれらを取得していない輸入自動車を「並行輸入車」と呼んでいる。
「型式が認定されている車」と「そうでない車」の違いは個別車種が保安基準に合致しているかどうかを「事前に登録されている型式」で見るか「実際の個別車両」で見るかの違いである。公的な自動車検査機関がおこなう検査のために要する時間が、同一仕様が大量に生産される車両であれば「型式」というもので簡略対応できるという用途のものである。その代わりに個別車両での車両規定合致検査は一台一台厳格な検査が要求されるが、実際は法的措置によって一部簡略化されている。
「並行輸入車」とは、一般の商品で「並行輸入」といわれる「日本の正規代理店が取り扱っている商品を別の業者が別のルートで輸入し販売すること」をさす意味とは異なる。「並行輸入」は「正規代理店があるのにそれを通さずに輸入すること」である。しかし、この意味での「並行輸入」の自動車を指し「並行輸入車」と言う場合も多い。「“正規代理店が存在しない車種”を輸入すること」に用いられ、また「メーカーとしての正規代理店はあるが日本国内で販売されていない車種」を他の輸入業者が輸入販売する際にも用いられる。
並行輸入車のメリット/デメリット
メリット
- 日本未発売のモデルを購入することが可能
- 正規輸入されている車種でも、日本には設定のない仕様が購入できる
- 何物にも代え難い満足感が得られる
- 円高のときは割安
デメリット
- 新車保証などのディーラーの手厚いサービスが受けられない。
- 部品の入手が正規輸入車のようにいかない
- 下取りの際に不利になる場合がある。
- 日本で乗るために保安基準を適合させる必要があるので、割高になる場合も、、、
正規輸入車のメリット/デメリット
メリット
- サービスが充実している
- 質の良いサービスが受けられる
- ディーラーの販売している認定中古車を購入できる。
デメリット
- 値引きの上限が決まっている
- こだわり派には向かない
- 下取りの際に不利になる
- 日本で乗るために保安基準を適合させる必要があるので、割高になる場合も、、、
<輸入車は!?>
・ディーラーは1種類のメーカーの車を販売しており、品質とサービスにも基準が設けられている
・販売店は車のメーカーが豊富にあり、価格は安めになっている
<現状は!?>
正規ディーラーでは販売されていない車種や仕様、グレードなどレアな外国車も購入できるのが一番のメリットです。
一昔前の円高の時は、為替の影響を受けディーラー車との価格の差が大きく何十万も安くなることがありましたが、現在ではかなり下火なのが現状です。
■まとめ
並行輸入車でも日本未発売モデルなどは値段が高騰する可能性はあります。
レアモデル、いわゆる希少車なら並行でも高くなる可能性はあります。
買取価格、中古車の価格の関係
高く売れる時期に乗り換えて安く買うというのは、その時期の相場内では可能ですが、高騰した時期、下落した時期を狙うのは難しいでしょう。
相場が値段を左右しているといってもいいですから、その相場を把握する必要があるでしょう。相場というのは市場で需要と供給のバランスによって決まるもので、業界での取引の値段と考えるといいでしょう。とても人気が合って放っておいても売れる車というのは需要が何をしていても高い車になりますが、一時的に需要が高かったとしても、時間が経てばだんだん人気は下がっていくこともあります。
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