愛車の高価買取のコツ、今回は、「愛車の高価買取のコツ」伝授します(パート10:購入時からリセールを考える)!!でお話した、購入時を掘り下げていきましょう!!
まず、パート10でも話しましたが、新車か中古車どちらにするか!?悩みどころだと思います。。。
一般的なお話をすると、新車から中古車になった時点で、お車の価値は下がりますのでリセールだけ考えた場合、中古車のほうが良いという内容でしたね!!
だからと言って、そこで安易に安い中古車に手を出すのもオススメできません。。。
中には安くて良いクルマもあるかもしれませんが、販売店の目玉車ですぐ売れてしまったりします。
価格を低くすることでたくさんのお客様の目に留まりやすく、より多くの問い合わせや来店が増えます。
結果、他の成約率が上がるという企業戦略です。
相場より安いクルマはオプションが少なかったり、コンディションに難がある「安かろう、悪かろう」と言われてしまう部類に入ります。
中古車を厳選する目利きが必要になってきます!!
ですが、初めて中古車を買おうとしてる方は目利きできなくても今回のブログをしっかり読んでください!!
それでは、初めての購入でも安心できる、なるべく失敗しないクルマ選びのポイント、注意する点を押さえていきましょう!!
<安心の新古車>
一度人の手に渡ったクルマは抵抗あるという方は新古車という選択があります。
車屋さんで「新古車」や「未使用車」と表示した車を見かけたことはありませんか? 新古車・未使用車とはどんな車なのでしょうか? 新車と較べて価格メリットは? どうしてこんな車が発生するのか? その辺の裏事情を見てみましょう。
新古車とは、正しくは「登録済みの未使用車」です。
ディーラーや中古車販売店を所有者として、既に陸運局に登録されているため、書類上は「一度、人の手に渡ったクルマ」という扱いになります。
新古車のメリット
■一回目の車検を終えているため、重量税も支払い済みです。
■納車が早いことです。「新古車」こと登録済み未使用車はすでにクルマがそこにあります。
■陸運局への登録も済んでいるので、購入手続きが済めばすぐにクルマに乗れます。
■コンディションも限りなく新車に近い為、安心して購入できる。
安く、しかも早く買える。
一見するとメリットだけのようですが、デメリットもあります。
新古車のデメリット
自分の条件や好みに合うクルマが見つかりにくいという点です。
登録済み未使用車というのは流通量がそれほど多くありません。ですので、自分が求めるボディタイプや車種のクルマに出会える確率はそれほど高くないのです。
また、エクステリアやインテリアの色は既に決まっており、ナビやサンルーフといった装備、また安全機能なども既に搭載されているものを購入する必要があります。
気に入った1台が見つかれば新車よりお得な新古車。
中古車と同じメリット/デメリットはありますが登録されただけの新車というこです。
<クルマのチェックポイント>
■クルマのプライスボード確認
まずクルマの状態をチェックする前に、まずはその車のプロフィールともいえるプライスボードを確かめておきましょう。
プライスボードは自動車公正取引協議会(以下、公取協)の規約で表示する内容が決められています。
規定のフォーマットというものはなく、販売店によって表示方法が違います。
とはいえ、表示内容は決まっているので、下記を参考にしてください。
・現金販売価格
その車の消費税込みの価格。車検整備付の車なら、車検整備費用もここに含まれている。それ以外の諸費用は別途必要になります。
・ 初度登録(検査)年月
その車が日本で最初に登録をされた年月。新車の登録申請に対し、運輸支局が受理することをもって初度登録といいます。(国産車では年式と同じと考えてよい)輸入車、中でも海外で使用されてから日本へ持ち込まれた中古車(中古並行)は、年式と初度登録年月が異なる場合が多い。その場合は製造年や何年式かを表示する決まりになっています。
・車検証の有効期限
車検残の有無の表記。車検残がある場合は有効期限が記載されます。
・走行距離数
その車の総走行距離数。販売店がメーターの表示に対して疑問に思ったり、はっきりとわからなかったりする場合は、「?」や「不明」と記して推定走行距離を表示される。 またメーターが改ざんされている場合は改ざんされている旨を、販売店がメーターを取り替えた場合は取り替え前/後の数が表示されている。
・前使用者の点検整備記録簿
展示時点から遡って過去2年以内に定期点検整備が行われ、その点検整備記録簿が備わっている場合は「有」、なければ「無」と記され、 「有」の場合は点検整備記録簿に各記入時の走行距離や整備内容が記載されているので、その車の程度を推し量るのに大切なアイテムになります。
・修復歴の有無
公取協で定めた基準で車体の骨格にあたる部位が修復や交換されたことがある場合に「有」、それ以外は「無」となります。
・保証の有無
「保証付き」の場合は、その保証内容と保証期間、または保証走行距離数が付記されます。
保証内容(部位)や保証期間、保証走行距離数は販売店により異なります。
・リサイクル料金の表示
自動車リサイクル料金が預託されているかいないかが表示されています。
<外観のチェックポイント>
キズやへこみなど外まわりの現状をまずは把握しましょう。またキズや凹みより、例えばドアがうまく開閉できなかったり、ウインドウにヒビが入っていたりする方が重大な問題ですので、それらを見逃さないように。外から開閉できるところは開閉してみる、ウインドウやライト類にヒビがないかよく見るなどひとつひとつ、漏らさず確認しましょう。
■キズや凹凸など
中古車に少々のキズは当たり前です。その数よりもどこにどんなキズやへこみがあるのか確認。凹みはボディへの映り込みに歪みがあるかどうかでわかります。
■ドアの開閉状態
全開するかどうかはもちろん、妙な引っ掛かりがないか、閉める際に「よいしょ」と持ち上げたりしなくていいか。当然すべてのドアを開閉しましょう。
■リアゲートのダンパー
ミニバンやワゴン、ハッチバックなどリアゲートには、開けたらそのままの状態を維持するダンパーがある。開けた後、じわじわ下がらないか確認。
■幌の状態
オープンカーの場合、幌に穴やキズ、ほころびや雨漏りの跡がないか。また幌に付いているリアのウインドウがスリキズなどで見えにくくないかも確認。
■ウインドウの状態
大きなヒビやキズがあれば車検を通らないし、小さくても後で大きく“育って”しまうこともある。フロント、サイド、リアのすべてのウインドウを見てください。
■タイヤの減り具合
減り具合やヒビなどがないか確認。溝の減り方が左右で違ったりホイールに大きなキズがあると、ホイールバランスなどが狂っている可能性があります。
<エンジンルームのチェックポイント>
試乗できなくても、エンジンルームを確認すれば、動力性能の状態をある程度は推測できます。
■エンジンの始動状態
一発でかかるか(バッテリーが上がっている場合は充電してもらう)。エンジンが十分暖まったら、カタカタした音や不安定なうなり音がしないか確認してください。
■マフラーの状態
まず目で見てサビや穴がないか。またエンジンが十分暖まってから排気音や色を確認。排気の色があまりにも青白かったり黒すぎたりしないかチェックする。
■ベルト類の状態
ボンネットを開ければベルトのひとつやふたつはクルマによって見えるはず。
見える範囲で構わないので、そのベルトにヒビやキズがないか見て、触って張り具合を確認。
<内装のチェックポイント>
内装の確認は、実際に車に乗り込んでみて確認。また、ただ見るだけではなく、とにかく何でもさわって確認しましょう。
■電動ミラーの作動
角度調節は、動作はもちろん、実際に運転席でポジションを決めてから視界に問題がないかも見ること。電動格納式の場合は開閉してみるように。
■パワーウインドウの作動
運転席側だけでなくすべてのウインドウを開閉し、引っ掛かりや異音がしないか、またどこまで開くのか(後席は全開しない車種も多い)試すこと。
■クラクションの作動
鳴るか、音はどうか。時々前オーナーが音を替えているケースもある。また、例えばプジョーなどはウインカーレバーの先端にあったりするので、位置を確認。
■ボンネット、トランク、給油口の開閉
ボンネット、トランク、給油口などのオープナーは実際にすべて開けて試してみる。ワイヤーが伸びきっていると開かないことも。
■ヘッドランプ、フォグランプの点灯
運転席に座ったらヘッドランプやフォグランプを点灯してみる。ハイビームも確認。ひとりで行う場合でも、必ず1回ずつ降りて目視すること。
■ウインカー、ハザードの点灯
これもヘッドランプ同様、左右のウインカーとハザードの点灯状態を見ること。またメーターパネル内で点灯マークがきちんと表示されるかも確認しよう。
■室内灯の作動
室内灯はたいてい常時点灯・ドアを開けたときのみ点灯などがあるが、それぞれの状態を確認。またマップランプやバイザーのミラーランプも忘れずに。
■エアコンの作動
夏でもヒーター、冬でもクーラーの利き具合を実際に使って確認。また後席にもスイッチのある車では当然そちらの動作確認も忘れずに。
■ナビゲーションの作動
動作確認や表示状態はもちろん、リモコン付きならリモコンでも確認。またCDかDVDかHDDかなど種類もチェック。テレビ付きならテレビも見てみましょう。
■ステアリングの擦れ具合
使えば使うほど、テカテカ光ってしまうのがステアリングやシフトノブ。中古車だから当たり前だが、どんな状態なのかを把握しておくこと。
■シートの状態
タバコの焦げ跡や飲み物のこぼしジミ、革シートはヒビ割れなどないか。シートのヘタリ具合は、すべての座席に座って乗り心地を比べるとよくわかる。
■シートスライド、角度調節の作動
角度調節や前後スライドが問題なくできるか。もちろん、これも全席でチェックしましょう。
■フロア、トランクルーム
フロアやトランクルームに汚れやシミがないか。シートが跳ね上げられる場合は跳ね上げてみて隠れているフロアも確認。さらに雨漏り跡もチェックする。
■サンルーフの開閉
きちんと全開するか、チルト機構付きならその動作も確認する。またゴム部分のヒビ割れ状態や雨漏り跡の有無、ガラス部分のヒビ割れの有無をチェック。
■幌の開閉、内側の状態
電動でも手動でもスムーズに全開するか、逆にきちんと閉められるか。また幌の内側に穴やほころびなどないか、雨漏りの跡がないか等をチェックしましょう。
<備品のチェックポイント>
備品の有無の確認は結構忘れられがちだが、無い場合は買い揃える必要があるなど、納車後の出費がかさむ。購入時の判断材料のひとつになるだけに、忘れずにチェックしよう。
■マスターキー、スペアキーの有無
スペアキーは店内に保管されている場合もあるので、お店の人に聞いてみてください。リモコン付きは集中ドアロックなどリモコン動作を試してみること。
■スペアタイヤ、車載工具の有無
トランク内などにスペアタイヤや車載工具などが揃っているか。またスペアタイヤはゴムの劣化やヒビ割れの有無、空気が抜けてないかチェックしましょう。
■取扱説明書、点検記録簿の有無
点検記録簿は今までの整備状況がわかるので、必ず見てください。取扱説明書はナビゲーションシステムやオーディオのものも揃っているか確認する。
<まとめ>
「内外装をくまなく一通り見る」というのがポイントになります。
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