愛車を手放す時、どうしたら高額査定になるか！？愛車を手放した方でしたら、一度は考えたことありませんか？？
今回は「屋内保管」と「屋外保管」について、買取査定の関係性を紹介してみたいと思います。
まず、みなさんクルマを保管するときに、どんな駐車場に置いていますか？
愛車を手間かけてメンテナンスする方は屋内ガレージが定番。
しかし、やむ終えずに屋外の月極め駐車場に止めている方も多いのではないのでしょうか？？
愛車の使い方、住む場所、ライフスタイルにより変わってきますよね。
実は、保管場所が違うだけで、売却時の査定額が大きく変わる可能性があります！！
気に入ってるいる愛車を手放すなんて、今から考えられないかもしれませんが、毎日、日光、雨風にさらされている状況と、屋内で外的な影響が少ない状況だと、クルマの状態も変わってきます。なので、良い状態をキープできるように工夫することで、売却時に高い査定を維持することができるわけです。
具体的にどのような違いがあるかというと・・・
＜屋外保管＞
■外装（塗装）■
まず、直射日光を浴び続けていると、塗装が焼けてくるので色あせしてきます。
赤色の車などは多く見られます、ピンクのようになっている屋根やオレンジっぽくなっているのを見かけたことありませんか？あれが色あせです。
また、雨の跡によるウォータースポットができていたりすると、素人での回復はほぼできません。磨きのプロは塗装を一枚剥ぐような磨きなので戻る場合もあります。しかし、手間ですし、プロが磨くのでコストがかかります。
当然、評価としてはマイナスですね。
雨ざらしだと酸性雨の影響なのか、長い年月が経つとハゲてきたりします。
メタリック車などでボンネットや屋根によく見られますね。白っぽく艶が引けて来たら前兆です。
海沿いであれば塩の影響も大きいですが、これは再塗装が必要です。
これも当然、マイナスの評価です。
絶対にあるのが「洗車キズ」と「鉄粉」。
鉄粉はどんなに手入れをしていても屋外保管、走行中どんな場面でも付着しています。
鉄粉の正体は「空気中に含まれて飛んでいる鉄の粉」です。
この鉄の粉がボディに付着して留まり、雨水や雪などと触れ、放置することによって、やがてはサビとともに浮いてくるようになる現象をいいます。
鉄粉が付着したままだと綺麗に磨き上げても、仕上がり具合が悪くなります。
洗車キズも当然、増えてしまいます・・・
ガラスコーティングする場合などは、必ず鉄粉除去をするのも同じ理由ですね。
これも程度によりますがマイナス評価です。
■内装■
さて、屋外にさらされて影響が大きいのが内装。
特に多いのがダッシュボードの浮きなどがあげられます。
車種によっては浮きやすいのがあるので注意が必要です。浮だけならまだしも、ヒビが入ったりもします。要注意です。ダッシュボード以外も内装の色褪せなどの原因になります。
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リペアが可能であれば良いですが、交換が必要となるとビックリするほど大きなマイナスです。
＜対応策＞
■直射日光を当てない
自宅の駐車場であれば、高額になってしまいますが、カーポートの設置も有効です。
そこまでできないというのであれば、サンシェードやボディカバーで、屋外の保管でもコンディション良く保つことができます。
直射日光を当てないというのがポイントです。ただ、室内に関しては湿気がこもるので、除湿剤を入れておかないと、最悪、カビが発生します。
高級素材（レザー、アルカンターラ）などを多用している輸入車にとって高温多湿は大敵です。
また、輸入車あるあるの、内装ベタツキの要因のひとつになります。ベタつき除去施工できますが、程度によっては高額になりますので、これもマイナス評価です。
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■ボディカバーで汚れ防止
特に鳥ふんや車の色の変色(日焼け)防止が目的。 黒など濃い色は青空駐車だと当然、ボディーカバーしないと何年かすると痛んできます。
木があるから日除けになると思いきや、樹液に果実が落ちて車の害に・・・ということもあります。樹液、松ヤニの対策には、ボディカバーは絶大です。 車種専用、裏地が起毛状ボディにやさしい物や風対策がされているものなどいろいろあります。
カバーとボディ擦れなど気になる方は、ボディコーティングをお勧めします！！
カーコーティングは美観を保つだけでなく塗装の代わりになって傷んでくれる、保護被膜役割を担っています。
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＜屋内保管＞
例えば塗装状態、ディーラーのショールームで見たことのある新車を思い出してください。
ピカピカのあの状態が保てるということです。
屋外保管では、色々とマイナス評価を書いていますが、屋内保管であれば上記のマイナスが免除されるわけではありません。 下にコンクリを敷いていない駐車場で簡易的なパイプガレージなどで地面に直接設置した場合、地面からの湿気がガレージ内に溜まり、湿度が上がってしまいます。
屋内でも地下駐車場など、湿気がある場合は、前述したように除湿剤入れておくのをオススメしております。 屋内でシャッターのある車庫で保管されていれば雨風や紫外線にさらされる事が少ないので、屋外保管のような症状が見られないことが多く、新車に近い状態もあります。
中古車でいうところのピカピカな「極上車」は大体、屋内保管の車両になります。
＜車を適当に放置しておくと？＞
こちら趣旨とはズレますが、もう長期間乗らないのであれば、車を手離して、また新しい車に買い替えるというのも選択肢のひとつです。 というのも、長期間保管した車は故障する確率が高くなってしまいます。
例えばタイヤの変形、オイルの変質、ガソリンタンクの錆など、中古車を買うよりも修理代の方が高くついてしまうなんてこともあり得ます。屋内保管だとレッカーできない場合があったりと、出庫するだけでも思わぬ出費が・・・なんてこともあります。屋内保管であれば、長期放置する前に手放すのも一つの手段です。
＜買取査定＞
天気と場所、コンディション維持が査定にどれだけ影響するかは前述したとおりですが、査定当日もポイントがあります！
■屋外での査定の場合
査定時には天気は関係ないように思えますが大きく左右されます。
～晴れの場合～
査定前に洗車しておくと、査定する側からすると「大事にしているクルマ」という好印象を受けます。
愛車の状態に自信がある方は、査定を受ける日は晴れの日をオススメします！！
～雨の場合～
ネットを見ると、車の買取査定で高額査定を実現するには雨の日が有効だという意見が数多くあります。
なぜかというと、悪天候ではクルマの傷やヘコミなどの判別が難しくなるからなのです。
この状況をうまく利用しようとした意見だと思いますが、大きなトラブルの元になるかもしれません。
実際、私が査定したおクルマであった事例を紹介します。
数日に渡って雨が降っていた時に、出張査定に行ったときのことです。
他社さんは前日に査定を済まし高額だったと・・・いつも通り査定していると雨が止みました。
雨が止んでから塗装を見ると、塗装の浮いてる箇所を見つけました。よく見ていくとボンネット、トランクなどにびっしり塗装の浮きを見つけました。晴れの日なら容易に発見できる物を見落としていたのです。
他社も見落としていました。後日、オーナーさんから連絡があり他社に売却したが、引き上げ時に買取を拒否された、という相談でした。買取った他社さんは塗装の状態を引き上げ時に、初めて気づいたのです。買取拒否または減額を要求された様です。
悪天候時は気づきにくい反面、見落としがないように細かくなるので査定が厳しくなりますし、トラブルの元になるかもしれません。
■屋内での査定の場合
屋内での査定でしたら、天気は左右されないので、上記の様なことはありません。
しかし、駐車スペースが狭い、暗いなどはキズ、ヘコミの判別がつきにくくなることがあります。
車の状態に自信がある方は、広くて、明るい場所で見せるのがポイントになります。
■まとめ
出張査定の当日は、なるべく悪天候は避けて、屋内外問わず、広くて見やすい環境を整えると良いと思います。
オーナーさんの立ち合いで行いますので、査定の待ち時間短縮につながります。
今回、屋内保管と屋外保管、買取査定についてお話しましたが、毎日クルマを使う方や、周辺地域の環境、ライフスタイルによって保管状況が変わってくると思います。あまり手を掛けられない方は定期的なボディコーティングと、たまにの室内清掃でコンディションを保てば、売却時の高額査定も夢ではありません！！売却に関わらず、綺麗な愛車は気持ちがいいと思います。おクルマのメンテナンス、コンディションの維持、どうすれば良いの？？と思ってる方、一度ご相談ください！！
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