今回は第２弾！！「市場価格」買取価格と販売価格の市場の動向パート２です！！
当ブログは今まで、愛車の高価買取のコツをお伝えしてきましたが、今回は視点を変えて買取価格と販売価格の市場の動向についてお話したいと思います。
日本自動車販売協会連合会が発表した、２０２０年上半期の中古車登録台数を元に分析します。
売値、買値などは、新型車が出たタイミングなどで買取価格も販売価格も動きが出ます。
今までのブログでもお話させて頂きましたが、今回はこのお話を掘り下げます。
＜昨今の市場の動向＞
日本自動車販売協会連合会が10月12日に発表した2020年度上半期（4～9月）の中古車登録台数は前年同期比2.3％減の184万8555台となり、2期ぶりにマイナスとなりました。
新型コロナウイルス感染拡大に伴う中古車販売店の営業時間短縮などの影響で、一時的に中古車販売は落ち込んだものの、その後、公共交通機関を使った移動を避ける移動手段として中古車需要が７月ごろから回復したのではないでしょうか！？
その背景は「新車販売も回復基調にあり、車の下取りなどが増えているのではないか」と予想されます。車種別では、乗用車の合計が同３・８％増の３０万５２６７台で２カ月連続の増加。内訳は普通乗用車が同６・７％増の１７万８３７７台で、７月単月として１９７８年の統計開始以降、過去最高を更新。小型乗用車は同増減なしの１２万６８９０台です。
４輪貨物車の合計は同３・７％増の３万６１４０台で２カ月連続で増加した。内訳は普通貨物車が同０・８％減の１万５２２４台、小型貨物車が同７・３％増の２万９１６台だった。バスは同２０・９％減の９０７台。
このため、上半期の前半は低迷していたが後半のＶ字回復で、半期としては小幅マイナスにとどまっています。
＜輸入車は！？＞
日本自動車輸入組合は8月6日、2020年7月の輸入車新規登録台数（外国メーカー車）を発表。前年同月比17.8％減の1万8451台で10か月連続のマイナスとなった。
新型コロナウイルス感染症（COVID-19）拡大による需要の落ち込みで、輸入車の販売台数は激減し、4月は同36.9％減、5月は同53.6％減と悪化。6月は同31.9％減、7月は同17.8％減と激減していますが回復傾向にある。
＜現状は！？＞
Ｖ字回復で販売は回復の兆しが見えてきています。取り分け高額帯の動きが良いです。
この背景には、感染を警戒して買い控えていた富裕層、コロナ関係の給付金や貸付でバブル状態になっている法人関連が挙げられます。
一方、１，０００万以下クラスはコロナ自粛期間中でも動きがありましたが、今は低迷しています。。。
＜仕入れが難しい時期＞
２０２０年上半期は前年月比、２桁台のマイナスが続いています。
中古車とは、新車を買うユーザーがいてこそのビジネスモデルです。
新車の販売台数が少なくなれば、下取りも減り流通するタマ数が減少します。
＜買取相場の高騰！？＞
よく聞く買取相場とは業者オートオークションの落札相場がベースとなっています。
上記の件とどう関係するかというと。。。
例を挙げて説明しましょう。
あるオークション会場で１台だけ出品されているベンツＳクラスがあるとします。
※ここではわかりやすい様に、手数料や税金関係は無しでお話します。
■欲しい業者が１社のみで９００万で落札。
■欲しい業者が２社、３社ともあれば値段は競り上がり１０００万で落札
市場販売相場１０３０万円
競らなければ１３０万円の利益見込み。
競ったので３０万円利益見込み。
結果は見ての通り１００万円の差が出ます。
売値もやはり高くなりますが、カーセンサーなどの市場の価格相場もありますので薄利で販売するほかありません。
見込みが大きければ値引きなどの話も乗れますが、薄利だとそうはいきません。
ユーザーにもやはり影響は出てきます。
ですが、やらなければ利益は0です。
タマ数が減れば、人気車種は高騰します。極端な例ではありますが、いまこの状況が起こっています。
新車販売が好調になったとしても、輸入車の人気モデルは納期も長くプレミアが付く傾向になります。
これは売り手（メーカー）市場、台数を絞ってプレミア性を出せる、ブランド力があるからこです。
ココにも高騰する要素があるのです。
この為、高級輸入車メーカーは需要と供給のバランスを考え生産します。台数が過剰に増えず、市場競争が緩やかなので価格が落ちにくい側面があります。
■まとめ
一過的とも言える高騰が続いていますが、この波がいつ引くのか。。。はわかりません。
買取価格、中古車の価格の関係
高く売れる時期に乗り換えて安く買うというのは、その時期の相場内では可能ですが、高騰した時期、下落した時期を狙うのは難しいでしょう。
相場が値段を左右しているといってもいいですから、その相場を把握する必要があるでしょう。相場というのは市場で需要と供給のバランスによって決まるもので、業界での取引の値段と考えるといいでしょう。とても人気が合って放っておいても売れる車というのは需要が何をしていても高い車になりますが、一時的に需要が高かったとしても、時間が経てばだんだん人気は下がっていくこともあります。
＜値崩れしない車でも・・・＞
定期的なメンテナンスとお手入は必要です。。。
むしろ、しっかりやっていた方が手間もお金もかかります。
ですが、、、売却時には価格は大きく変わってきます。
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輸入車はブレーキダストが多くでます。その分ホイールは黒ずみ、放置しているとダストが焼き付き中々、取れなくなってしまいます。
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聞きなれないかもしれませんが、インテリアのコーティングになります。
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